体外受精で期待される技術|安心してお産に臨める助産院一覧をチェック|女性を守る医院探し

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体外受精で期待される技術

看護師

受精卵で遺伝子異常を検査

不妊治療の体外受精において、受精卵の段階で染色体や遺伝子に異常がないかどうか細胞を取って検査をする着床前診断という診断方法があります。卵子に精子を授精させ3日目に8分割した受精卵細胞のうち1個を採り出し、その核から遺伝子を調べます。受精卵の染色体異常や疾患に関する遺伝子を所有しているかが受精卵を移植する前にわかるメリットがあります。遺伝子の異常以外に、技術的には男女の産み分けも可能となるので、体外受精を行う夫婦においては非常に関心がある治療法です。遺伝性疾患には、知的障害を引き起こす可能性のあるフェニルケトン尿症や、筋力低下を引き起こすデュシェンヌ型筋ジストロフィーなどがあり、現在の医学では治療が困難なもので、そのような難病を事前に避けることができます。

出征前診断より早く決断

高いメリットがある着床前診断ですが、不妊治療で体外受精を行う夫婦が全員選択できる治療ではありません。日本では夫婦のどちらかが重篤な遺伝性疾患を持つ時等に採用が検討されます。染色体に異常のある受精卵はちゃんと育つことができず、流産という形になるので、何度も流産を繰り返している場合もこの治療法が検討されます。胎児になった段階で診断する出生前診断では、産むか産まないかで非常につらい選択を迫られますが、着床前診断では受精卵の段階で判断できるので精神的にも肉体的にも負担が少ない方法です。費用は、一般的に1回50万円〜80万円程度といわれており決して安くはありませんが、妊娠を望み健康な子供を授かることを熱望している夫婦には、着床前診断は希望の光となる治療法です。